19 September

対峙

自分と向き合うこと。自分と語らうことは生きていく中で少なからず誰しもがしていることだと思う。

自分と向き合って…対峙することは、一番エネルギーが必要でけっこうしんどいことかもしれない。このことから逃げてしまうと、自分に何も残らないんだろうな。。。残ったとしても後悔とかだけカモ…

私みたいに書をしている人は半紙だったり、音楽をしている人にとっては楽器だったり。。。常に、対峙しているモノがある。

抽象作品でも、文字作品でも、日ごろの練習でも1枚の紙を目の前にし、その紙に全身で向かう。その1枚に自分の気持ちを詰め込まないと見た人に何の印象も与えない、何も感じさせないものになってしまう。“命・魂を込めないとダメ”と師匠の祥洲先生もよくおっしゃることだけど、それができないといい作品が生まれない。

私は書をやっている分、書を通して自分を見つめるコトが多い。書を書いていると、自分のその日の精神状態とかに気付く。書に向かえないとき、筆を持つのがしんどいなぁって感じるときは、自分と向き合うのがしんどかったり、弱ってたり…。ガンガン向かえるときは、自分が安定し自分としっかり向き合えてたり…

最近、書と自分の精神状態とのつながりが深いなぁと感じてます。自分と向き合うことの大切さも。。。